人生教訓として、ことわざから学ぶことも多いのではないでしょうか?このシリーズでは、毎回ひとつのことわざをお題に上げて、その意味をこのブログのテーマである印象UPや自己実現に絡めてご紹介していきます。
目次
今回のお題は「蒔(ま)かぬ種は生えぬ」
蒔(ま)かぬ種は生えぬとは、種を蒔きもしないで芽の出ることを期待しても無理だとの意。原因のないところに結果のないことや、なにもしないでよい報いを期待してもだめだとのたとえ。
今回はたくさん種まきをしましょうというテーマで、今の自分自身への戒めとして綴りたいと思います。
これは完全に自分自身の話なのですが、何かを始めようと思いついても、始める前から「本当に続けられるかな?失敗しないかな?損しないかな?」と悩みがち。
事前に情報収集したり準備をすることも必要かもしれませんが、私はそこに時間と気持ちを使いすぎだな、と気がつくきっかけになったのが今回のことわざです。
思いつきだっていいじゃない、まずは種を蒔いてみないことには何も始まらない!
最近、種蒔きをしたお話
私が最近、本当の意味で種蒔きをした話をひとつ。
2週間ほど前に、自宅の花壇にアサガオの種を蒔きました。
この種、実は4年前に植えたアサガオからとれたもので、それからずっと冷蔵庫に保管していました。本当に何となく、今年の夏は植えてみようと思いたち、合計12粒の種を花壇に蒔いてみました。
5日後にそのうちの1つが芽を出して、驚きと喜びが溢れました。
次の日に2つ、その次の日に1つ、という感じで数日経った今は全部で6つの芽が育っている状態です。
12粒の種を蒔いて半分の6つも芽が出たので、万々歳です。(4年も冷蔵庫に眠らせていたので、芽が出なくても仕方ないなぁと思っていました)
日に日に伸びていくアサガオの芽が可愛くて、ふと「種を蒔いて良かったなぁ」と思いました。
また、「種を蒔かなければ、何もない土からアサガオの赤ちゃんが生まれるという感動と喜びを味わえることはなかったんだなぁ」とも思いました。
たまたま、自分の身にこんな進行形の「リアル種蒔きエピソード」があったのでお話ししてしまいましたが、植物の種を植えるという限られた意味合いではなく、もっと広い意味で、
私たちのアイデアやチャレンジの種も、たくさん蒔いていけば、そのうちきっといくつかが芽を出して育っていくんじゃないかなと、アサガオに水をあげながら考えていました。
たくさんの種類・たくさんの数の種を蒔く
私が考えるに、たくさんの種類の種を、たくさんの数蒔くのが大切なのかなと思います。
移り変わりの早い現代なので、何が時代に受け入れられヒットするか予測がつきません。
とにかく思いついたものをトライして、反響を見て、改善を重ねていくことが大切だと思っています。(だめなものは手放す勇気も必要)
たくさんの種を蒔いた中で、芽が出たものを大切に育んでいくのが成功への近道だと思います。言うまでもなく、芽が出ても、蒔きっぱなしでお世話をしなければ育つものも育たないですよね。
きっと誰しもが生きていく中であんなことをしてみたいな、こんな風になれたらいいな、と思うことがあると思います。種はその中に潜んでいます。自分に何ができるのかと言う視点で考えてみるときっと種が見つかります。
理想を思い浮かべているだけでは何にもなりませんが、そこから行動してみるということが1番大切ですよね。
できることからやっていく
私はこのブログを2019年7月1日に始めました。これも元は思いつきで、もともと文章を書くのが好きだったことと、読書で知識を増やしていくことが好きで、読書数も膨大になっており、書き留めておきたい知識が溢れているような状況でした。それをどこかにストックしておきたい、と思ったことがブログを始めるきっかけになりました。
自分の好きな文章書きと読書を組み合わせて活動できる嬉しさ、また、自分の知識がストックできる場所があることのありがたさを感じています。
しかし、いざはじめると欲が出るもので、自分の知識が誰かの役に立ったらもっと嬉しいな、もっと多くの人に見てもらえると嬉しいな、と感じ始めています。
今のところ成果と言う成果は見られていないのですが…。この種は、とりあえず100記事を書き上げるところまで大切に育んでいくことを決めています。
人間とは欲深いもので、はじめは何かが新たに生まれることがものすごく嬉しくて、それだけで胸がいっぱいになります。
しかし日を追うごとに、もっとこう育ったらいいのに、という欲が出てきます。
でも、実はこの「欲」が大切で、小さな芽を大きな木に育てていくための原動力になっているのではないかと思います。