【第一印象UP】私が人から好かれる方法を身につけるまでのおはなし その2

謝恩会

謝恩会のかたすみで

ホテルの大きな宴会場で開かれている謝恩会。はじめて出席したときに「すごい!豪華な結婚式みたい!」と感激したのを覚えています。学生が思い思いの感謝の気持ちを伝えてくれる謝恩会は、教職員にとって一年間の苦労が水に流されるような特別な一日です。

私は非常勤講師の中でも受け持っている授業もとても少ない方なので、脇役中の脇役なわけですが、そんな私でもクラス代表の学生が担任の先生に向けた感謝の手紙を読み上げる場面では胸に熱く込み上げるものがあります。この素敵な余興のおかげで今年度の大変だった思い出はキレイに美化されて、次年度に向けたモチベーションがぐぐぐっと上がるのです。我ながら単純なものです。

さて、そんな感動イベントが目白押しの謝恩会ですが、途中で歓談タイムが何回か設けられます。その年も本当にありがたいことに何人かの学生が私のもとに来てくれて、少しの時間だけお話をしたり一緒に写真を撮ったりして別れを惜しみました。

★余談ですが、謝恩会では普段カジュアルな装いの学生たちが見違えるように大人っぽくドレスアップした姿を一斉に見ることができます。あぁ、こうして大人の階段を上っていくんだなぁと、学生たちの美しい&かっこいい姿を誇らしい気持ちで見つめています。

そんな胸いっぱいの時間を過ごしていたらなんとなく視線を感じました。その方向へ目を移すと、そこには一人で立っている学生がいました。なんとあのA子でした。

一気に現実に引き戻される

その年受け持った学生の中で最も私のことを嫌っているであろうA子が近くまで来てこちらを見ています。「え…?これって私のところに来てくれている感じだよね?なんだろう…。あ、もしかして、面と向かって文句を言われるのかな…。」一瞬で心がこわばり体が緊張していくのがわかりました。

話をしていた学生が後ろで待っているA子に気づき「じゃあ先生、ありがとうございました。」と言って去って行きました。内心怯えていることを悟られないように笑顔を浮かべながら「卒業おめでとう。」とA子に声をかけました。A子は小さな声で「先生、LINEを交換してもらえますか?」と一言だけ。

在学中の学生と個人的な連絡先を交換することは学校のルールとして禁止されていますが、卒業した後は個人同士の自由ということになるため、私も学生から連絡先を聞かれれば応じていました。頭の中は「ん?なんで??A子さん、私のこと嫌っているのに連絡先なんて聞いてどうするんだろう…?」というクエッションマークでいっぱいです。困惑する気持ちを抑えて「はい、喜んで。」と答え、A子とその場で連絡先を交換しました。その直後に最後の余興が始まることを伝えるアナウンスが入り、A子は自分の席へと戻って行きました。

帰りの電車で届いた一通のLINE

謝恩会も無事お開きとなり、余韻に浸りながら電車に乗っているとLINEの通知が。ホーム画面でA子からのLINEで届いていることがわかりました。しかし、情けないことに電車の中では読む勇気が湧きませんでした。何が書いてあるのか想像すると怖いし、すぐに既読を付けるのも怖い。でも気になって頭から離れない。結局家に着いてお風呂から上がったあと、気持ちを落ち着かせてLINEを開きました。そこには長いメッセージが綴られていました。

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