【ビジネスマナー】 失敗したときの対処法

失敗

この記事を見つけてくれた方の中には、今現在仕事で失敗をしてしまってその対処法について悩んでいる方がいるかもしれません。

大変でしたね…。お気持ちお察しいたします。誰でもやってしまうことはあります。どうかお気を落としせずに、この記事を読んで今からできることをしてみましょう。


失敗したときの対処法

どんな人でも最初から間違いや失敗もなく仕事が進められるわけはありませんよね。小さなミスから、ときには重大なミスまで仕事をしていく中で実に様々な失敗が起こります。

もう失敗しないぞ!という意識は大事ですが、失敗をしないように気をつけることと同じくらい、失敗したときにきちんと対応することが大切です。

失敗したときには、まずは何よりも先に迷惑をかけた相手に対し、きちんとお詫びをしましょう。失敗したことが分かった時点で速やかに、素直に謝ることが大切です。

その上で対外的に問題が起こるような失敗であれば、上司に報告する

できることならば誰だって怒られたくないですし、失敗したことを隠しておきたいはず。

でも、その失敗が周りに何らかの影響を与える可能性があったり、今後の仕事に関わるようなことであれば、迷わず上司に報告しましょう。

そのときには、包み隠さず事実を伝えましょう。保身のために本当のことが言いづらくても、絶対に最初に打ち明けておいた方がいいです。後から隠していたことがわかってしまうと、信頼関係に傷がつきます。はじめに思いっきり怒られる覚悟で挑みましょう。

(命まで取られるわけではないので大丈夫です。今まで生きてきた中で一番辛かったことを想像して、それと比べることで恐れを減らしましょう。何度も怒られるうちに、心臓が強くなるから大丈夫です。←私)

上司に報告をする際の流れをまとめると以下のようになります。

  1. 相手方や会社に迷惑をかけて申し訳ないと言う気持ちを伝えつつ、わかっている事実を正確に報告する。
  2. 自分の中で対処法が考えられる場合には、上司に「私なりに考えてみたのですが、このような対処法はいかがでしょうか」というかたちで相談する。
  3. その上で、上司から最終的な判断及び対処方法の指示を仰ぐ。

以上が失敗が起こった場合の基本的な流れです。補足として、大きな失敗ではなく個人で対応できる範囲の失敗であれば以下のような対応を行うと自分自身の成長につながります。

具体的な対策を3つくらい考えて実行に移す

私が過去にしでかしてしまった失敗を例に挙げますと、こんな感じです。

【失敗例】毎月決まった日付に納品するはずの原稿を、うっかり忘れていた。当日に先方から催促の連絡が来て、何とかその日中に納品することができたが、二度とこのようなことがないようにしていきたい。

【失敗が起きた原因】毎月決まった日付なので基本的に覚えているが、忘れてしまうといけないのでスマートフォンでその日付の数日前に通知が入るように設定していた。しかしその月はたまたま連休と重なり、旅行先で通知を受け取ったため、その場で対応をしなかった。休み明けに着手するつもりだったが、休み明けにより業務が集中して忙しく、後回しにした結果忘れてしまった。

【私が行った対処法】

  1. スマートフォンからの通知を日にちを空けて2回に分けて設定。
  2. やることを付箋に書いてパソコンのデスクトップに貼るようにし、終了したものから剥がす習慣を取り入れた。
  3. 原稿に取り掛かるスタート日をこれまでよりも3日間早く設定するようにした。

これはあくまでも一例ですが、この対処法を実行に移したことでそれ以降同じ失敗はしていません。

次は気をつけます、意識を改めます、反省しています、という態度を示すことは大切かもしれませんが、ビジネスにおいては反省の言葉や気持ち、態度だけでは意味がありません。

大きな声では言えませんが、実際には落ち込まなくて大丈夫です。反省はしなくも大丈夫です。

そのかわり、同じ失敗しない方法を具体的に考えてそれを淡々と実行しましょう。