この記事では、前向きな人の特徴、ポジティブになる方法について解説しています。
こちらを読んでいただくことで、前向きな考え方について詳しく知ることができ、さらに自分自身がポジティブになるための方法もトレーニングつきでご紹介しています。(ぜひ試してください!)
ポジティブになると、毎日の景色が輝いて見えます。
ピンチが来たときも、今までよりもラクに乗り越えることができます。
モチベーションを高めるのにも役立ちます。
ぜひ最後まで読んで、ポジティブな考え方を身につけてください。
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【前向きな人の特徴】ポジティブになるための方法
前向きでポジティブな人の周りには幸せが溢れています。一方で、後ろ向きでネガティブな人の周りには不幸が溢れています。
この二人の身の回りに起こった出来事が似たり寄ったりだったとしても、こういうことが起こります。
さて、この違いは何でしょうか?
正解は、ひとつの事実に対する捉え方が全く違うから、です。
例えば、仕事の締め切りをすっかり忘れていて、上司に「あの件はどうなっているんだ?全然報告がないけれど、進めているのか?」と怖い顔で詰め寄られたとします。
このとき、ポジティブな人は心の中で「あぁ!忘れていた仕事を思い出させてくれて、助かった!まだ間に合う!上司ありがとう!!」と、素直に感謝することができます。
一方でネガティブな人は心の中で「わざと忘れていたわけではないのに、そんなに強く言うことないのでは?ていうか、気付いているならもっと早く注意してよ。」と、ものごとの足りていない点に注目しがちです。
ここで注目してほしいのが、【上司から注意を受けたことで、忘れていた仕事を思い出した】という事実は、二人とも全く一緒です。
しかし捉え方の違いにより、全く逆の反応を示しています。
ポジティブな人は【ラッキー!よかった!】、ネガティブな人は【怒られた!イライラ!】という全く逆の感情です。
ものごとには、コインのようにいつでも表と裏があります。
表の日の当たる明るいほうに注目する人は、ポジティブ思考の持ち主。
裏の影になる暗いほうに注目する人は、ネガティブ思考の持ち主。
ポジティブな人というのは、自然と物事の良い面に目を向けることのできる人です。
こういう人と一緒にいると、幸せな気持ちになります。だから、周りに人が集まってきます。
考え方、視点、思考というのは、育ってきた環境にも影響を受けます。
神経質で心配性な親御さんのもとで育った子どもは同じような考え方のクセがつきがちです。
楽観的でおおらかな親御さんのもとで育ったこともも同様に、同じような考え方のクセがつきがちです。
さて、今のあなたはどちらに注目することが多いですか?どんな考え方のクセを持っていますか?
ちなみに、このクセは自分の意思の力とトレーニングで変えていくことができます。
【ポジティブになる方法】まず思考法を変えてみる
先ほど、事実はいつもひとつというお話をしました。その事実には、必ずポジティブな面とネガティブな面の2つが存在します。
それぞれを切り離して捉え、そして、ポジティブな面にいつも注目できる人こそ、前向きな人です。
実はこの考え方、トレーニングで鍛えることができます。繰り返し練習することで考え方のクセがついていきます。
- まず、何かが起こった時に、感情のまま反応しない。一旦落ち着いて、事実を頭の中で整理する。
- ポジティブな面とネガティブな面の両方で考える。
- ポジティブな面に注目し感情を傾ける。ネガティブな面に対する具体的な対策を淡々と実行する。
たとえば、こんな感じです。
【事実】
今日は1日雨の予報だった。
【ポジティブな面とネガティブな面の両方で考える】
ポジティブな面:湿度が高いと肌が潤う。紫外線も少ない。雨音が綺麗。気持ちが落ち着く。植物が喜ぶ。お店が空いてそう。雨の日サービスをしているお店がある。
ネガティブな面:バスが混む。服や靴が濡れる。傘が邪魔。髪型が乱れる。道が滑りやすい。洗濯物は部屋干しにする。
【ポジティブな面に注目し感情を傾ける。ネガティブな面に対する具体的な対策を淡々と実行する】
ポジティブな面への反応:今日は湿度の高い肌の潤いデーだ!私の肌も潤うし植物も潤う日。雨音はロマンチックで落ち着くんだよね。あと、行きたかったあのお店も今日は雨の日サービスデーだ!仕事帰りに寄ってみようかな。内に向かって集中できるから、夜は読書が楽しめそう。雨の日ならではの楽しみ方を考える良い1日にしよう。
ネガティブな面への反応:バスが混んで時間がかかるから早めに準備して出発しよう。濡れた傘で服や鞄がビショビショにならないように、ふき取る用のタオルも持って行こう。髪が広がりやすいからまとめ髪にしよう。まとめ髪の私もかわいいな。道が滑りやすいからいつもより丁寧にゆっくり美しく歩こう。洗濯物は部屋干しだから、外に干す手間が省けて部屋の湿度も上がるな。
上記は私の主観による一例ですが、
ポイントは、感情的になる前に一度ありのままの事実を整理するところです。
次に、事実のポジティブな面とネガティブな面の両方を考えます。
そして、あなたの心(感情)はポジティブな面に傾け、あなたの体(行動)はネガティブな面の対策を淡々とこなします。
※一見ネガティブだと思われる面も、見方を変えるとポジティブに変換できるケースが多いです。初見でネガティブと捉えた事実であっても、その事実には表と裏が存在するからです。
でも、どうやったってポジティブに捉えられないような出来事に対してはどうすれば良いの?という声が聞こえてきそうです。
確かに大変な事故に巻き込まれて大怪我をしてしまうなど、心身に大きなダメージを受けたときに、ポジティブな面なんて見当たらないって絶望することもあります。
でも果たして「何も残っていない」なんてことはありえるでしょうか?
少なくとも、あなたが絶望している、という時点であなたは生きています。未来もあります。心も動いています。
そういうときは、自分に残っているものに対して注目してみます。
自分よりもっとつらい境遇にいる人が懸命に生きていくようなストーリーに触れてみても良いかもしれません。
ネガティブに囚われていては、身動きが取れなくなります。ネガティブに飲まれてしまっては、心が病んでしまいます。
できるだけ早く、本来の自分を取り戻せるように、ネガティブな面を無理に忘れようとするのではなく、そっと足元に置いて、自分のできること着実にこなしていくのが回復の近道だと思います。
ポジティブになるためのネガポジ変換トレーニング
トレーニングに入る前に、ちょっと想像してみてください。
もし、自分の周りにいる人たちが大好きな人たちばかりだったら、かなり幸せじゃないですか?
あ、今、そうだけどそんなこと絶対無理!って思いませんでした?
はい、それはなかなか簡単なことではないかもしれませんね。
でも、あなたの視点を変えることで、そんな夢のような話が叶ってしまうかも。
試しに、ちょっとトレーニングしてみませんか?
このトレーニングですが、わかりやすいように「ネガポジ変換トレーニング」という名前をつけてみました。
では、紙とペンを用意してください。(それが難しい人は、頭の中でできるだけたくさんの案を考えてください)
今から私がちょっと悪口とも取れるような、人の性格のネガティブな面を言います。
それを、思いつく限りポジティブに変換して紙に書き出してください。全部終わったところで、私が書いたポジティブ変換と答え合わせしてみてください。
ではトレーニングスタート♩
問1 行き当たりばったり
問2 愛想が悪い
問3 図々しい
問4 流行遅れ
問5 老けている
問6 融通が利かない
問7 女々しい
問8 しつこい
問9 せっかち
問10 注意散漫
さあ、いかがでしょうか?
自分なりの答えが書けましたか?
もしかしたら、中には「これは変換できないのでは!?」と思うものもあったかもしれないですね。
ぜひ、答えを見る前に、自分なりに考えてみてください。
自分の頭でポジティブ変換をしてみる。視点を変えるという体験をする。
これこそが、ポジティブ思考になるためのトレーニングになのです。
ではでは、下に私のポジティブ変換を載せていますので、答え合わせをしてみてください。
↓ここから答え合わせ
問1 行き当たりばったり→臨機応変、柔軟性がある、対応力が高い
問2 愛想が悪い→臨機応変、柔軟性がある、対応力が高い
問3 図々しい→フレンドリー、甘え上手、壁がない
問4 流行遅れ→伝統を大切にできる、自分を持っている
問5 老けている→大人っぽい、落ち着いている、風格がある
問6 融通が利かない→意思が強い、計画的、周りに流されない
問7 女々しい→物腰がやわらか、共感性が高い、感情豊か
問8 しつこい→ねばり強い、根性がある、簡単にはへこたれない
問9 せっかち→素早い、行動力がある、決断が早い
問10 注意散漫→好奇心旺盛、想像力豊か、視野が広い
いかがでしたか?
「そうきたか!!」と感じるものもありましたでしょうか?
ポジティブな人は加点方式で考え、ネガティブな人は減点方式で考える
ひとつひとつのものごとを冷静に捉え、色々な方向・視点から考えてみると、必ずポジティブな面が見つかります。
ポジティブは人はいつでも0点からスタートし、良いことがあるたびに点数がプラスしていく加点方式で考え、ネガティブな人は理想とする100点満点からスタートし、足りないことを発見するたびに点数がマイナスになる減点方式で考えています。
さて、あなたは他人から目を向けられるとき、加点方式で見られたいですか?それとも減点方式で見られたいですか?
自分が良いなと思ったことを、素直に実行しましょう。
まずは身近にいる人や今日の出来事からポジティブ変換してみてください。
はじめは意識しなければできないけれど、繰り返しトレーニングすることでそれが少しずつ自然にできるようになってきます。私もある本との出会いから、少しずつトレーニングを重ね、今ではポジティブ思考が自分の中のスタンダードになりつつあります。(周りからはいつもおめでたい人だとからかわれています^ ^私にとっては褒め言葉♩)
周りの人のことも、“ポジティブ変換メガネ”をかけて見てみると良いところがたくさん発見できると思います。
そうすると、自然と周りの人が大好きな人ばかりの世界になっていくのではないでしょうか。
つまり、周りの人を変えるのではなく、自分の考え方を変えるのです。
世の中の出来事やものごとは、その人の感じ方、考え方が9割だと思います。
ぜひ身の回りに起こるあらゆることをポジティブ変換できる力を手に入れましょう!
↓トレーニングに役立つ面白いカードゲームはこちら
↓参考にした本はこちら
↓12年前に出会い、私が考え方を変えるきっかけとなった大切な本はこちら