【感情のコントロール法】“ご機嫌モード”を自分のスタンダードにする

わんちゃん

ストレス社会で生きているからこそ、そのストレスを跳ね返す勢いの“ご機嫌モード”を保てる人は最強です。

「感情を制する者は、人生を制する」といっても過言ではありません。

常に自分の精神状態を“ご機嫌モード”に設定しておくと、人から好かれるし、良い運が巡ってきます。
結果的に、自分自身が生きやすくなります。

ぜひこちらを読んで、ご機嫌モードへの切り替えスイッチを手に入れてください。

不機嫌な人がいかに損をしているか

イライラしているところにさらなるトラブルが起こると、つい誰かに八つ当たりしたくなってしまうことだってありますよね。
しかし、イライラした感情を表に出しても何ひとついいことありません。
むしろ、負の連鎖を自ら呼び込むことになります。

まず、周りの人からすると不機嫌な人と一緒に仕事をしていて楽しく感じることはありません。
仕事が楽しくできないと、アイデアが萎縮して新しいものが生まれづらくなります。
そうなると、ますます職場の空気が悪くなっていき、周りの人が遠ざかってしまいます。

どんなビジネスであれ仕事は一人では成り立たないので、この時点でものすごい損をすることになります。

あと、イライラした感情を表に出すことのもうひとつのデメリットは、自分の感情をコントロールできない人だと見なされてしまうことです。

人って余裕がないと、いっぱいいっぱいになってしまって客観的な視点を失いがち。
自分のことしか見えない状況に陥っているので、周りからどう見られるかにまで考えが及ばなくなってしまうのです。

つまり、「イライラしている人→感情のコントロールができない人→余裕がない人→キャパシティが足りていない人→仕事ができない人」だと無意識のうちに解釈されるのです。

これも仕事をしていく上で決定的なデメリットになります。

時折、不機嫌に装うことで威厳を示そうと考えている人がいますが、それは逆効果です。
本当に仕事のできる人というのは、感情をコントロールする力に長けており、大きな視点でものごとを捉えることができます。そのため、プラスの空気をまとっている人がほとんどです。

自分の感情を吐き出すとすっきりするかもしれませんが、それは一時的なものです。

“投げた石は自分に返ってくる”のと同じで、外に吐き出した負のエネルギーは自分のもとに返ってくるようになっています。

感情に身をまかせずに、理性でコントロールすることが必要になります。

“ご機嫌モード”を自分のスタンダードにする方法

いつでもご機嫌でいられれば、こんなに幸せなことはありませんが、現実にはなかなか難しいですよね。

人間ですから悲しいこともあれば、怒りたくなることもあります。

私の場合、教える仕事をしているので、教室に入る前に必ずスイッチを“強めのご機嫌モード”に切り替えます。

そんな感じで、自分の中で「このタイミングでご機嫌モードに切り替える」ということを決めておきましょう。

はじめはその時間だけ意識していたのが、だんだんと無意識にできるようになっていき、一日の中でご機嫌モードで過ごす時間が延びていきます。

はじめは意識しなければできませんが、訓練することでスイッチの切り替えがみるみる上達していきます。

ご機嫌モードは周りにも伝染します。自分がご機嫌の火付け役になるイメージで、気持ち強めのご機嫌感を放ちましょう。人に影響を与えるなら、大げさなくらいがちょうどいいのです。

笑顔を作ると、脳が錯覚して楽しい感情を生み出すそうです。

ご機嫌モードも同じように、はじめは意識して作るものです。

自分の中のワクワクした気持ちを引っ張り出してご機嫌の暗示をかけるのです。

気がつけば本当にご機嫌になっているからびっくりです。

ぜひお試しください。

ネガティブな感情を受け入れる

イライラしてしまった時は深呼吸をして、15秒だけ時間をおきましょう。

幽体離脱をするイメージで客観的に自分を見つめてみましょう。

「こういう出来事が起こって、今、私とても怒っているんだ」

「こんな事があって、今、私とても悲しい気持ちになっている」

これは、感情を否定するのではなく、ありのままの感情を認識し、受け入れる作業です。

感情を消そうとする必要はありません。

心(感情)と頭(理性)を切り離して考えてください。

悲しいし、イライラしているし、怒っているのは事実。

事実はそのまま受け入れる。

その上で、どう対処するのが最適なのかを頭で考える。

ぜひ、「自分のことを客観的に見て、良い方向に導いてくれる親みたいな存在」が頭の中にいることを意識してください。

感情とは別に、この存在がいないと自制することが難しくなります。この親みたいなキャラクターは自分の頭の中で育てていくことができます。

感情と理性はどちらも必要なのです。

植物が太陽に向かって伸びていくするように、人間も明るいもの、美しいもの、楽しいもの、素敵なものに向かっていくようにできています。

  • いつも笑顔でいることを心がける
  • ものごとのプラスの面に注目する
  • 人の良いところを素直に褒める
  • 感謝する気持ちを忘れない
  • 目の前にあることを精一杯楽しむ

こんなことを心がけると、あなたはたちまち“歩くパワースポット”のような存在になれます。

人との良いご縁が、たくさんの幸せを運んできてくれます。

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